複利の力をなめるなよ さてさて、私tantanも３０歳を超えてしまい、そろそろ将来への不安から 貯蓄について意識することが多くなってきました。 そこで、今日は効率のよい貯蓄について考えてみたいと思います。 ところで、複利という言葉はご存知でしょうか？ 複利とは、元本とそれについた利子をあわせた金額にたいして 利子がつく計算方法のことをいいます。 少し分かりにくいので、簡単な例をあげて説明したいと思います。 例)年利10％で、10000円の元金があったとします。 1年後には利息1000円を足して11000円となります。 2年後には11000円に対して10%の利息がつくので、利息は1100円となり計12100円となります。 3年後は12100円に対して10%の利息・・・というふうになります。 じつはこの複利というものは貯蓄にとって、とても頼りになる強い味方なのです。 この複利の力がどれほどのものであるか、下の表を参考にしてもらえたらと思います。 上の図は、元金100万円をそれぞれの利率で運用した場合に 残高がどのように増加していくかを表しています。 たとえば、利率3%で運用すると30年後には残高2427262円となり 約2.5倍となります。これが10%にもなると、なんと17倍にまでなるのです。 ちなみに利率0.03%は普通預金を想定しています。普通預金も一応複利計算 されるのですが、ここまで利率が低いとほとんど効果がありません。 30年間預けてもたったの9000円しか増加しませんもんね・・・ 何も考えずにただ貯金していることは、なんてもったいないことでしょう。。・ もちろん、利率が高くなればそれに応じてリスクも高くなります。 だからこそ、マネーのお勉強が必要なんですよね。 では、最後に具体的な貯蓄パターンについて考えてみました。 上の図は元金200万円から始めて、毎年100万円ずつ貯蓄した場合に 残高がどのように増加していくかを表しています。 貯蓄1～3について。 (貯蓄1) 100万円すべてを普通貯金にする。 (貯蓄2) 50万円を安全性の高い貯蓄(普通貯金+定期預金)、 50万円を利率3%で運用 (貯蓄3) 50万円を安全性の高い貯蓄(普通貯金+定期預金)、 50万円を利率5%で運用 貯蓄を全てリスクの高い投資に回すのはやっぱり危険なので こんな感じにしてみました。今までのtantanはそれで大失敗してますしね^^ 貯蓄3、いやほんとはそれ以上の利率10%ぐらいを目指したいところなんですが、 まずは貯蓄2ぐらいを目指してみようかなって思ってます。 皆さんも自分に合ったプランを考えてみてください♪ 貯蓄1ではもったいないですよ！ posted by tantan at 2009/07/21